プロフィール

Author:Kurumi
FC2ブログへようこそ!

カテゴリー

最近の記事


人気blogランキングへ

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

マーケット

ギャラリー茶房 『エスカルゴ』
Gallery−Escargot!  ご案内と留守番役は、ごくふつうのおばさま「くるみ」さん。 お客様同士の会話をお楽しみ頂けますよう、喫茶コーナーも開いています。
なんの日? 
【2008/04/26 Sat 19:30】
 届いた荷物は懐かしい友人からのもの。 私は友人の笑顔を思い出しながら包みを開けました。 包みの中にはみずみずしい香りいっぱいの柑橘類と本が一冊入っています。 柑橘類の香りの移った本にはメッセージカードが添えられていました。

「『サン・ジョルディの日』にちなんで、、、、」
「少しは環境に慣れた? あなたのお気に入り作家の本を送ります。」

と、やさしい文字で書き添えてありました。

ぜったい多数 (文春文庫)ぜったい多数 (文春文庫)
(1996/11)
曽野 綾子

商品詳細を見る

 私は送られた本を片手に、メッセージカードをもう一度読み返しました。

 『サン・ジョルディの日』とは? 
 偉人の名前? いったいどんな意味があるの?
 「本・読書」と、何か関係があるのだろうか?

 「○○の日」と聞くと、、、皆さんはどんな記念日を思い出しますか? 
 母の日・父の日、そして誕生日、結婚記念日、などなど、、、 そうそう、毎年大騒ぎのバレンタインデー(これは日本国だけかしら???)、忘れてはなりません。 お菓子屋さんの宣伝に乗せられ、志向を凝らしたチョコレートのプレゼント選びにシンケンな表情の女たちの姿がTVまでに映し出されます。 

 私はさっそく友人にお礼の電話をかけました。 電話の向こうの友人は、「子ども読書の日」でもあり、「世界図書・著作権デー」でもある4月23日の記念日のことを教えてくれました。

 『サン・ジョルディの日』 (参照:ウィキペディア ここからはいれます) ・・・・・・・
 1923年に、カタルーニャ地方の本屋が、この日が、小説『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスの命日(1616年)であり、さらにシェイクスピアの誕生日(1564年)であって命日(1616年)でもあるという[2]、文学に非常に縁の深い日でもあることと結びつけて、プレゼント用に本を買うと赤いバラを添えて、本を贈るという風習を広めた。現在では、カタルーニャ地方では、この日には男性は女性に赤いバラを贈り、女性は男性に本を贈る日とされており、男女ともに本を贈りあうことも多い。
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ここまで引用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 赤いバラの花と本、この記念日を考え出した情熱的なスペイン人の姿が目に浮かびます。 大切な人への”本選び”をしている人々の姿は静かな表情かもしれません。 しかし、”赤いバラの花”はその静かな表情に隠された熱い思いを表しているように思えます。 何と素敵でおしゃれな記念日を考え出したのでしょう。
 調べるてみると、、、日本国の本屋さんでもこの記念日を実行しようと試みたけれど、あまり広まらなかったようです。 日本人には受け入れられなかったようです。 当時の日本人は、勤労に勤しむことが最大の重要課題で”本を読む”という余裕がわかなかったのか? 本屋さんの宣伝・PRが行き届かなかったのか? はたまたメディアの関心&取り組み方が弱かったのか? 
 確かに、この記念日を大々的にPRしている本屋さんは見かけません。 親から子へ、祖父母から孫へ、上司から部下へ、先生から生徒へ、、、あるいはその逆もあるかもしれません。 相手の年齢や職業、今の状況をいろいろ考たうえに選んだ本、受け取った者には何か不思議な力をも授かるような感じがしてなりません。 
 友人は何と素敵な記念日を知っていたのでしょう。 贈られた本には”赤いバラの花”は添えれられていませんでしたが、心こもった自家製の柑橘類、どちらも私の”お気に入り”なのです。 私の好みをよく知る友人に感謝です。

「この日は『地ビールの日』でもあるの。 こちの方がよかった?」

と、友人は電話の向こうで大笑いしています。

 どうも来年は友人と”乾杯の記念日”になりそうです。
  
  人気ブログランキング参加中です! 人気blogランキングへ

テーマ:楽しく生きる - ジャンル:ライフ

魅惑のせかいへ 
【2008/01/30 Wed 01:40】
 新年初読書に選んだ本は、「エセ男爵酔狂記PartII」のエセ男爵さま舎弟「トーマス青木」さんの小説です。

黄昏のポジョニ・ウッチャ黄昏のポジョニ・ウッチャ
(2007/12/10)
トーマス青木

商品詳細を見る

 小説本の帯に書かれた「日記小説」とは一体どんなものか、きっと自叙伝なのだろうとページを開いていきました。
 淡々と、独特な軽いタッチで書かれている文章が飛び込んできます。 が、実際には、たくさんの工夫が凝らされている。
「読者が軽く読めたとしたら、その影にたくさんの工夫がしてあるはずである」
 と、言う解説を読んだことがあります。 まさにこの本は、その解説を思い起こさせるもの。 ページの中に現れた世界は、その都度、私を楽しませました。
 頭の中の、心の中の、引出し中のパーツを全部出して組み合わせて描く、私だけの空想の世界。 一度も訪れた事がないのに、浮かび上がるヨーロッパの街並み。 馬車が通ったであろう石畳の道路、その道路を挟んで立ち並ぶ、高さを揃えた古い建造物や街路樹。そして滔々と流れるドナウ河。 そんな古い町並を舞台に繰り広げられるショービジネス世界に関わる人々の物語です。

 私は読み進めるうちに登場人物に成り代わった自分を見ていました。 たった一人で海外に飛び出し、ビジネスを展開し、暮らし始める主人公にも、状況次第、気分次第で行き先を変更し行動できる主人公にも、惹かれ、羨ましくも頼もしくも感じる。 それは、主人公にとって、お隣の町内へ出かけるぐらいの気軽な感覚なのでしょう。
 その中で、一人の時間を楽しむことへのこだわり、その時の必需品“ビール”に対してのこだわり、何が何でも自分流に時間を過ごそうと努力する主人公の姿が愉快でした。
 大真面目に取り組めば取り組むほど、その姿は“おかしみ”を増してきます。
 そして「このおかしみ」は、この小説独特の息抜きのようにも感じました。

 単身ヨーロッパ大陸に立ち、自分の道を切り開こうとしている主人公。 集団で組織で企業で動くことの得意なはずの日本人としては、たいへん珍しい人種の主人公なのです。 非日本人的な主人公(本田幸一)は、この先一体どうなるのだろうか? この物語が始まったばかり。

 ほんとうに続刊続編が待ち遠しいです。

人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

ジャンケンポン 
【2008/01/06 Sun 13:17】
出かけるときのお供は、、、
電車の中など短い時間に開ける本はエッセイ集など短編集が重宝します。
私は今、吉行淳之介さんのエッセイ集「春夏秋冬 女は怖い―なんにもわるいことしないのに」を持ち歩いています。

私が吉行淳之介さんの本を読もうと思ったのは、、、。
開高健さんのエッセイを開いたときに飛び込んできた作家の方々、錚々たるメンバーの中に吉行淳之介さんの名前を発見したからです。 吉行淳之介さんと言えば、艶っぽいお話の小説が多いことと、女優の吉行和子さんのお兄さまということは知っていました。 ある時たまたま入った古本屋さんで惹きつけられるように手に取った本、それが、吉行淳之介さんの「不作法紳士」 でした。
無作法な紳士?無礼な紳士とは、、?
題名に興味が湧き手に取った本、何がなんだかわからないけれど読んでみたいと思いました。 その中身といえば、なにわの異端児落語の桂春団治を思わせるよう 「のむ・うつ・かう」 調の話のオンパレードなのです。 読み進めるうちに、粋でお洒落を代表する当事の紳士たち、吉行さんやその時代の男たちのシンケンに遊ぶ姿が浮かんでくるのです。 そのシンケンな姿はかえって”おかしみ”を感じさせました。
「もぅ、しょうがないわねぇ〜」
と、何度、頭に浮かんだことでしょう。
この本は吉行淳之介さんの交遊録のようにも思えます。 数多くの有名作家さんの名前が出てきました。 「やはりあの方も…」と納得したり、「えっ、この方も…」と驚いたり、愉快な時間を過ごしました。

この度の本「春夏秋冬 女は怖い」からは、こんな面白いことを見つけました。 それは、男と女の行動や思考を肉体構造の違いから分析しているお話の中です。 中でもジャンケンポンのグーの形の違いを持ち出し、分析している行は面白かった。 吉行淳之介さんはこれを鈴木健二さんからお聞きになったと書いています。 なんとその後、約15年間試したらしいのです。 そして、この学説は99パーセントの確立で当たっているとも書いています。
「本当なのか試してみたい」
鈴木健二さんのお話なら本当らしいと、妙に信じてしまいます。
本当に男と女でグーの形が違うのか、この際友人たちを実験台に試してみたいと思っています。

・・・以下「春夏秋冬女は怖い」p140〜・・・・・・・

「ジャンケンポンのグーの握りこぶしを出してごらんなさい」
と、鈴木さんは私に言う。
素直に、右手で握り拳をつくって、私はグーを出した。
「そうそう、それが男のグーなのです」
つまり、親指の第一関節が曲がって、拳の上に乗っかる形、それが男のグーなんだそうです。それでは女のグーとはどんな形か、鈴木さんは近くの女の子を集めて、
「さあ、ジャンケンのグーを出しなさい」
と、命令した。
女たちのグーは、親指の関節が曲がらない。残りの4本が拳の形をしているのとは無関係に、真直に伸びているのです。
「ね、これはなぜかというと、その学者の方の研究によると、子宮が親指の腱を引っ張るためなんだそうですよ」
と教えていただいた。
早速翌日から実験を始めた。
男はときどき、女はしばしば、親指を内側に入れて拳を作ることがある。これは、性格的な問題が絡んでいるのだろう。
「さあ、親指を外に出してもう1回」

人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ

ゆくとしくるとし 
【2007/12/30 Sun 19:11】
お正月はどんな時間を過ごしましょうか?
今度のお正月は、息子夫婦は二人で迎える最初のお正月。
私は、注文の書籍も届いたので静かに本を開く時間を持ちたいと思っています。
(二人の時間を過ごさせたい! いえいえ私の自分勝手?)
    黄昏のポジョニ・ウッチャ

この本『黄昏のポジョニ・ウッチャ』は、私のお気に入りブログ”エセ男爵酔狂記 Part-II ”の男爵さま初の小説です。 ブログ内での予告記事を拝見し、予約していたのです。 男爵さまのブログは粋でおしゃれな写真で彩られ、男爵流ことば遊びは愉快で面白い。
そんなブログを運営している方の書かれた小説世界を覗いてみたくなったのです。
届いた本には、
『舞台は1990年代初頭の東ヨーロッパ。(中略)自伝風にまとめた日記小説』と紹介されています。
「そうそう、男爵さまはハンガリーに滞在していたはず。 でも、バリ島にも居られたのよね」
「1990年?その時、私は何していただろう」
私の頭はあれこれと忙しい。
いったいどんな世界が待ち受けているか、今からとても楽しみなのです。


今年も残すところわずかになりました。
ブログを通して皆様とお付き合いさせていただき、
発見多き楽しい時間を過ごす事ができました。
ありがとうございます。

みなさま、健やかな新年をお迎えください。
マイペースのブログですが、来年もよろしくお願い申し上げます。

人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ

この世界のおもしろさ 
【2007/11/21 Wed 12:17】
山本周五郎
                樅ノ木は残った (上巻) / 山本 周五郎
こんにちはとドアを開けたのはお世話になっている不動産屋さん。
一人で不動産仲介業を営んでいるこの方、山形県出身のハツラツお姉さまです。
「あらまあ、今日は如何しましたの」
彼女がここに尋ねることは本当に珍しいのです。
「はい、これ、差し入れよ」と言ってにっこり笑っています。
手渡されたのは2冊の文庫本。
本を渡した彼女は、店を開けたままだからと言って、そそくさと出て行きました。
読書好きの彼女の今回お勧め本は、上下2巻の長編時代小説。

この分厚い本を眺めていると“あのとき”を思い出しました。

何年前になるのでしょうか、、、。
司馬遼太郎著「項羽と劉邦」を薦められページを繰った時のことです。

項羽と劉邦 (上) 項羽と劉邦 (上)
司馬 遼太郎 (1984/09)
新潮社
この商品の詳細を見る

目の前に置かれた上・中・下巻の3冊は、いままで読んだことない大作でした。
私にとって、読めない漢字、意味のわからない熟語に埋め尽くされたページばかりです。
辞書片手に少しずつ読み進めました。
辞書で調べた漢字・熟語は直ぐに覚えられるはずもなく、当然ノートを取らなければなりませんでした。
ページを繰るごとに、辞書を引くかノートを開く、そしてまたノートに書き取る、こんな調子ですからなかなか読み進める事は出来ません。
「どうして、この本を開いてしまったのか」と、思うこともありました。
このようにしてページを開いていく読書は、最初大変苦痛を感じたものです。

何ページ進んだことでしょう。
私はその小説世界の中に立っているような気分になっていました。
物語の中に私がいるのです。登場人物の一人と重なった私を感じたのです。
文字を辿るうちに、
「この人はいまこんな感情を持っているに違いない」
「きっとこんな姿で見つめているのだろう」
と、言うような書かれていないことまでも想像していたのです。
そして、とうとう自分が演出家のように、物語の背景や登場人物を描いてしまっていました。不思議でした。

私はこの「項羽と劉邦」、もう一度読みたいと思っているのです。
3度目はどんな演出が出来、登場人物にどんな感情を抱かせることが出来るか、とても楽しみです。
人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ



カレンダー

06 ≪│2008/07│≫ 08
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

くちこみリンク

ブログランキング

FC2ブログランキング

日記・ブログ人気急上昇ランキング

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

By FC2ブログ

アフィリエイト・SEO対策 Powered By FC2ブログ
ブログやるならFC2ブログ

おすすめ!

フリーエリア

お気に入り