プロフィール

Kurumi

Author:Kurumi
FC2ブログへようこそ!

カテゴリー

最近の記事


人気blogランキングへ

月別アーカイブ

最近のコメント

最近のトラックバック

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

マーケット

ギャラリー茶房 『エスカルゴ』
Gallery−Escargot!  ご案内と留守番役は、ごくふつうのおばさま「くるみ」さん。 お客様同士の会話をお楽しみ頂けますよう、喫茶コーナーも開いています。
スポンサーサイト 
【--/--/-- -- --:--】
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

魅惑のせかいへ 
【2008/01/30 Wed 01:40】
 新年初読書に選んだ本は、「エセ男爵酔狂記PartII」のエセ男爵さま舎弟「トーマス青木」さんの小説です。

黄昏のポジョニ・ウッチャ黄昏のポジョニ・ウッチャ
(2007/12/10)
トーマス青木

商品詳細を見る

 小説本の帯に書かれた「日記小説」とは一体どんなものか、きっと自叙伝なのだろうとページを開いていきました。
 淡々と、独特な軽いタッチで書かれている文章が飛び込んできます。 が、実際には、たくさんの工夫が凝らされている。
「読者が軽く読めたとしたら、その影にたくさんの工夫がしてあるはずである」
 と、言う解説を読んだことがあります。 まさにこの本は、その解説を思い起こさせるもの。 ページの中に現れた世界は、その都度、私を楽しませました。
 頭の中の、心の中の、引出し中のパーツを全部出して組み合わせて描く、私だけの空想の世界。 一度も訪れた事がないのに、浮かび上がるヨーロッパの街並み。 馬車が通ったであろう石畳の道路、その道路を挟んで立ち並ぶ、高さを揃えた古い建造物や街路樹。そして滔々と流れるドナウ河。 そんな古い町並を舞台に繰り広げられるショービジネス世界に関わる人々の物語です。

 私は読み進めるうちに登場人物に成り代わった自分を見ていました。 たった一人で海外に飛び出し、ビジネスを展開し、暮らし始める主人公にも、状況次第、気分次第で行き先を変更し行動できる主人公にも、惹かれ、羨ましくも頼もしくも感じる。 それは、主人公にとって、お隣の町内へ出かけるぐらいの気軽な感覚なのでしょう。
 その中で、一人の時間を楽しむことへのこだわり、その時の必需品“ビール”に対してのこだわり、何が何でも自分流に時間を過ごそうと努力する主人公の姿が愉快でした。
 大真面目に取り組めば取り組むほど、その姿は“おかしみ”を増してきます。
 そして「このおかしみ」は、この小説独特の息抜きのようにも感じました。

 単身ヨーロッパ大陸に立ち、自分の道を切り開こうとしている主人公。 集団で組織で企業で動くことの得意なはずの日本人としては、たいへん珍しい人種の主人公なのです。 非日本人的な主人公(本田幸一)は、この先一体どうなるのだろうか? この物語が始まったばかり。

 ほんとうに続刊続編が待ち遠しいです。

人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ
スポンサーサイト

テーマ:読書感想文 - ジャンル:小説・文学

ちちんぷいぷい、、、 
【2008/01/26 Sat 23:12】
 白磁の肌に藍色の絵模様が特徴の砥部焼。 その窯元の「初窯開き」の番組を見ていた時の事です。 ロクロを廻す姿から絵付けの場面にカメラが移動した時のこと、湯飲み茶碗に書かれた文字(絵)が映し出されました。 それは「馬」の絵(頭が右で、尻尾が左)と「馬」の文字の『鏡文字』でした。 これは「左馬(hidariuma)」と言い、茶碗に描いて焼くと窯の火力が盛んになり、さらにその茶碗でご飯を食べると1年間の無病息災が叶うと、伝えられているものです。

 「無病息災」?と言う4文字から、私は、祖父の“おまじない”文字を思い出しました。 それは、「ものもらい」の症状を軽くするために書かれた文字「左馬」です。 
その昔、近所の「ものもらい患者」(田舎では“めもらい”と言った)は、なぜかよく祖父を訪ねて来ました。 祖父は平然と“患者?”の対応をしました。 
「はい、少し待って」
と、“患者”を待たせ、チョウバに入ります。 
 チョウバ=祖父の書斎。帳場?なぜか祖父は、商売所ではないのに、この呼び方をしていました。 出てきた祖父の手には細筆が一本。 “患者”は左手を差し出します。 祖父は差し出された左手親指の爪に、薄墨でこの「左馬」の文字を書いていました。 そのあとは、呪文を唱えるわけでもなく、神仏に祈るわけでもなく、空を仰ぐ事もしないのです。 現在のネイルアートのように、ただ、爪に文字を書くだけなのです。 文字の書かれた親指を大事に懐に抱えて帰る患者の姿を、私は何人も見送った記憶があります。

 「左馬まじない文字」のみならず、さらに祖父は、自分で水虫の薬を作ったり(サルチル酸の効いたそれは刺激的なものでした)、しもやけの特効薬だと、にんにくをドラキュラ除けのように塗ったものです。
「あの墨には何か秘密があるに違いない・・・」
 私は、きっと「ものもらい」の特効薬が混ざっているのだと思っていました。

 ドライバー、ヤットコ、ニッパーなどの工具類、ピカピカ光るラジオの部品など、私にとって興味津々な物、不思議な物が一杯詰まった場所が祖父の書斎です。
 そんな場所に、その“薬?”が隠されていてもおかしくないと思っていました。

「それはいったい、どんなものなのだろう?」

「目の薬を、爪に施しても効き目があるとも思えないし・・・」

 こんな風に考えると、ますます不思議が膨らんでくるのです。

 今残っている“迷信”や“言伝え”の中からも見つけられない、祖父の“おまじない“。

「祖父が元気なうちに尋ねておくべきだった・・・」
と、後悔しています。

 民間療法・言伝えなど、ムカシの知恵はさまざまな形で存在し、今でも私たちの生活の中に溶け込んでいるはず・・・
 考えてみれば、昔の知恵をもう一度見直すと、面白い事が発見出来るかもしれません。

人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ

冬のおてつだい(毛糸のおもひで) 
【2008/01/23 Wed 12:16】
昔は出産祝いなどの贈り物にもよく毛糸が使われました。
毛糸は1オンスづつのカセで売られていたため、糸まき器や子供たちの手を借りて、毛糸玉にしなくてはなりませんでした。
冬の夜はこの毛糸玉作りの手伝いをしたものです。
毛糸の束を子供の両手首に掛けて、毛糸を巻き取っていきます。 巻き終わるまで両手を広げていなくてはならず、子供にとって大変苦痛でした。 辛抱し切れず何度も腕が落ちてしまいます。 私はそのたびに“腕”の代わりになるものはないかと、辺りを探したものです。
椅子の足、ダンボール箱などなど、、、
どれも毛糸束自体がぐるぐる動き回り、糸が絡まってしまいました。 やはり、手首の動かせる人間の腕が一番です。 「もう少しだから」と母は手伝いを続けさせ、毛糸の風合いを損ねないよう大切に毛糸玉を作っていきました。

庶民の衣類不足が起きた戦中、繊維不足を補うために日本でも羊を飼う姿が見えるようになったと聞きます。こうして作られた毛糸、特に庶民には貴重な素材だったことでしょう。
私の子供の頃、毛布でも“純毛”というレッテルは金色に光り輝き、それだけは紙箱入りで陳列されており、まるで八百屋でのマスクメロン状態で売られていたと記憶します。 寒い冬でも純毛の手編みのセーターを着て暖かく過ごせることは、「ぬくぬくした生活」の象徴であったのかもしれません。
戦後の物の少ない時期を過ごした母にとっては、純毛の毛糸はまだまだ貴重な存在だったのでしょう。何回も編みなおし繰り返し使われました。

一度編んだ毛糸は、そのままでは使いにくく、縮れを伸ばさなくてはなりません。
母は蒸気を当てて縮れを伸ばしていました。
最初はヤカンを使っていました。 その後、蒸気の無駄なく効率よく毛糸が伸ばせると、蓋つきのミルク缶を使い始めました。ミルク缶には糸が傷まないようにと、一方向に糸通し穴が開けてあります。 火鉢の上で湯気を吐いているミルク缶の穴を通って出てきた毛糸は、まるで新品のようにきれいに伸びていました。
一旦役目を終えた毛糸は、この穴を通り過ぎた途端生まれ変わったのです。
そうして伸ばされた毛糸はセーターに編みなおされたり、カーディガンになったり、最後には古い糸の寄せ集めで座布団カバーやコタツカバーに変身したものです。

物があふれ豊か過ぎる今日、物を“使きる”と言う事をもう一度考えてみたい。
何に作り変えようかと考えることも、工夫しながら作ることも楽しそうだ。

人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ


テーマ:**暮らしを楽しむ** - ジャンル:ライフ

「そらあるき」 
【2008/01/16 Wed 23:26】
雪の降る季節、子供たちは部屋の中の遊びが増えます。
私の幼い時、カルタやトランプあそびはお正月からずっと続く遊びだったように思います。
そんなある時、祖父から“あぶりだし”を教えてもらいました。 祖父は私に何も書いてない白い紙を見せ、そして横にある火鉢の火で炙り始めました。 すると、火に当たったところから次第に文字や絵が浮かび上がってきたのです。 私は不思議でたまりませんでした。 みかんの果汁で書いた後乾かし、火鉢の火で炙ると現れる、と、祖父から聞いた私は、この“あぶりだし”で手紙を書いたり、よく遊んだものです。

この部屋の中の遊びは、身体を動かしたい子供には不完全燃焼起こしかねません。 そんな時、子供一丸となってする雪遊びは、思いっきり身体を動かす事が出来る楽しいものでした。 昔の北陸の雪は、子供たちが十分楽しめるくらいよく降り積もったものです。 地区の子供が声を掛け合いながら仲間を集め、雪遊びに興ずるのです。
雪合戦、かまくら作り、雪だるま、そり遊びなどなど、、、
そうそう、落とし穴も作りました。 時々、大人が落ちることもありましたが、そんな事でめげない昔の子供たちでした。
6年生のお兄さんを先頭に作る雪だるまは子供たちの背丈以上、皆で力をあわせて作りました。 汗びっしょりになりながら転がし続けた雪だるま、それは公民館の空き地に飾ります。 顔を作る炭やぼうしのバケツなどは、子供たちがそれぞれ持ち寄るのです。 この大きな雪だるまは次から次と降る雪で一段と大きく成長し、しまいには“かまくら”に変身して、また子供たちを楽しませてくれました。
大人には大変厄介な雪だったと思いますが、私たち子供には楽しい遊びを与えてくれました。 全員無邪気に一生懸命遊んだものです。

もうひとつ、子供たちには楽しみがありました。
それは『そらあるき』です。
よく晴れた寒い朝に、高く積もった雪の上をそっと歩くのです。
雪の表面がカチンコチンに凍って、「ゴボ」らずに歩けるのです。
私が子供の頃は、川の位置もわからなくなるほど降り積もりましたから、「ここから田んぼ、ここが川の位置」と言いながら、この銀世界を何処までも歩けました。
この朝、子供たちは誰一人道を歩くものはいません。 わずかな時間しか味わえない「そらあるき」を精一杯楽しむのです。
『そらあるき』 なんだか別世界に入ったような愉快な気持ちになったものです。

人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ

テーマ:**暮らしを楽しむ** - ジャンル:ライフ

小正月の行事 『左義長』 
【2008/01/14 Mon 19:40】
今日は成人式。
ムカシは小正月1月15日に行われていましたが、ハッピーマンデー制度がスタートしてから、第2月曜日に代わっています。 
この日は左義長が執り行われる日でもありました。

友人と行った氏神様の左義長は境内の一角にあり、一見ごみを焼いているような姿でした。 高くそびえ立つ姿を知っている私は、その姿を見て一瞬驚きました。 「境内での左義長はこれでも精一杯なのです」と、火の傍に立っている宮司さんは、訪れた氏子に話しかけ昔を思い出している様子でした。
話を聞いた私は、雪の田んぼの真ん中で執り行われていた昔の左義長を思い出しました。 左義長の準備は前日から世話役が総出で始めます。 太い青竹を立て心棒にし、さらに十数本の青竹を円錐状に張り巡らしヤグラを組み上げていきます。 その中には藁を入れ込み、周りに松や杉の枝を差し込んで飾り付けていくのです。
この時の子供たちの仕事は、門松や注連飾りを各家々から集めることです。 年長の子供が指示し、手分けして取り掛かりました。 そうして集められた物も、藁に挟んだり組み入れたり周りに取り付けていきます。 
「今年はいい具合だ」と、左義長の燃え方を話すお年寄りの言葉を聴いたことがあります。 どうもこの左義長、ヤグラが倒れずに上手く燃え尽きさせることにも何か意味がありそうです。 その為の竹の組み方や藁の詰め方に、代々伝えられてきた特別な技術があったに違いありません。

こうして当日を迎えました。 その朝はまだ暗い時分から、「もやっそ~い、もやっそ~い」(燃やすよ、)と言う子供たちの声が家々に響きます。 このかけ声と同時に左義長が始まるのです。 人びとは昨年のお守りや書初めを持ち集まってきます。 下から付けられた火は徐々に上に昇り、大きな火柱になっていきました。 ここは見渡す限りの田園地帯、しだいに暗闇から大きな火柱があちこちから浮かんできます。
書初めで書いたものを焼き、焼いたものが高く舞い上がると、字が上手くなると言われています。 故郷では、2日の書初めで練習したもの(清書以外のもの)も、清書でなくとも今年初の書、神聖な時間に書いたものと判断したのでしょう、この時一緒に焼きました。 書初めが舞い上がるたびに、青竹の弾けるたびに、まわりから大きな歓声が沸き上がりました。

今では、その姿も随分変わりました。
ダイオキシン問題により、門松・注連飾りの科学物質排除などを呼びかけてはいるものの、左義長を執り行う地域がだんだん少なくなっていると聞きます。 地球温暖化CO2削減が叫ばれている今日、左義長の姿はどんな風に変化していくのでしょう。
日本の伝統行事・風習、世の中の諸事情・変化により開催しにくくなっているとも聞きます。 そんな中、“美しい日本”の伝統行事・風習を残そうとしてる方々がいます。 知恵を絞り後世に残そうとしている方々に拍手を送りたい。 応援したいです。

人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ

テーマ:和風、和物、日本の伝統 - ジャンル:趣味・実用

パラサイト・ピロリ菌よ、、、 
【2008/01/12 Sat 18:10】
胃痛のため行った病院。
大きなマスクをかけたお医者さんは、目だけ出して私を診察します。
「この症状は、、、ピロリ菌のせいかもしれません」
「胃カメラ飲みましょう。今日、朝食は取りましたか?」
「いいえ、何も食べていません」
私はこんな事もあろうかと、朝食抜きで診察に向かったのでした。

「それでは○○さまこちらへ、、、」
私は看護婦さんと共に階上の検査室に向かいました。
「大丈夫ですよ、最近のカメラは飲みやすいですからね」
「私も付いていますからね」
「ありがとうございます」(カメラが飲みやすくなった?本当かしら?)
と、言ったものの私は半信半疑でした。
私の胃カメラ体験は今回で3度目になります。 過去2回とも同じような台詞で励まされ、結果2回とも散々な見にあっています。 食道への入り口が最初の難関、どうも私は強い拒否反応を起こしてしまうようです。 また今回も涙と鼻水を看護婦さんに拭いてもらう事になるのではと思いながら検査室に向かいました。

麻酔薬を口に含み暫くすると検査室に導かれ、モニター画面の横のベッドに私は「お願いします」と横になりました。
担当の先生は、「それでは始めますね」と両手でカメラケーブルを持って、私に近づいてきます。 
(えっ、これが最新のカメラ?結構太いじゃないの)
先の看護婦さんの言葉を打ち消すようなカメラケーブルが、私の口元目掛けてせまってくるのです。 先生は私を励ましながら、静かに口の中奥の方に滑らせます。 私は瞬間無意識に力が入ったのでしょう。
「楽にしてくださいね、大丈夫ですよ」
看護婦さんは言葉と同時に、背中をトントンと赤子をあやすように手を動かし始めました。
モニターに写った私の胃を見て先生は
「形はきれいです。やはり潰瘍がありました。これは痛いはずですよ」
組織検査のために胃壁を数片取り、カメラは抜かれ検査は終了しました。 やはり今回も看護婦さんに涙と鼻水の処理をしてもらった胃カメラ体験でした。

結果やはりピロリ菌が発見され、その後強力な薬を投与されました。
このピロリ菌は水環境の悪い地域に多く、先進国では余り見られないもの。しかし、日本人四十才以上では50~60%の人がこのピロリ菌に感染していると聞きます。
「ピロリ菌は胃壁を食い荒らしながら胃に住んでいる、一種の寄生虫ですよ」
寄生虫? ピロリ菌も寄生虫であるなら「目黒寄生虫館」にも展示されているのだろうか?
この施設は、女優室井滋さんのエッセイ”すっぴん魂”で見つけた面白い博物館。 興味津々ページを開いたことを思い出しました。 寄生虫と言えば頭に浮かぶのは、ぎょう虫検査や便中検査で発見される“ぎょう虫”や“カイチュウ”など、生活環境により今では激減していると言われています。 この寄生虫世界はなんだかおもしろそうです。 機会があれば尋ねてみたいと思っています。

ピロリ菌予防には「プロバイオティクス」が有効とのこと。
もうピロリ菌の宿主にはなりたくないと、私はせっせとヨーグルトを食べています。

人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ


ジャンケンポン 
【2008/01/06 Sun 13:17】
出かけるときのお供は、、、
電車の中など短い時間に開ける本はエッセイ集など短編集が重宝します。
私は今、吉行淳之介さんのエッセイ集「春夏秋冬 女は怖い―なんにもわるいことしないのに」を持ち歩いています。

私が吉行淳之介さんの本を読もうと思ったのは、、、。
開高健さんのエッセイを開いたときに飛び込んできた作家の方々、錚々たるメンバーの中に吉行淳之介さんの名前を発見したからです。 吉行淳之介さんと言えば、艶っぽいお話の小説が多いことと、女優の吉行和子さんのお兄さまということは知っていました。 ある時たまたま入った古本屋さんで惹きつけられるように手に取った本、それが、吉行淳之介さんの「不作法紳士」 でした。
無作法な紳士?無礼な紳士とは、、?
題名に興味が湧き手に取った本、何がなんだかわからないけれど読んでみたいと思いました。 その中身といえば、なにわの異端児落語の桂春団治を思わせるよう 「のむ・うつ・かう」 調の話のオンパレードなのです。 読み進めるうちに、粋でお洒落を代表する当事の紳士たち、吉行さんやその時代の男たちのシンケンに遊ぶ姿が浮かんでくるのです。 そのシンケンな姿はかえって”おかしみ”を感じさせました。
「もぅ、しょうがないわねぇ~」
と、何度、頭に浮かんだことでしょう。
この本は吉行淳之介さんの交遊録のようにも思えます。 数多くの有名作家さんの名前が出てきました。 「やはりあの方も…」と納得したり、「えっ、この方も…」と驚いたり、愉快な時間を過ごしました。

この度の本「春夏秋冬 女は怖い」からは、こんな面白いことを見つけました。 それは、男と女の行動や思考を肉体構造の違いから分析しているお話の中です。 中でもジャンケンポンのグーの形の違いを持ち出し、分析している行は面白かった。 吉行淳之介さんはこれを鈴木健二さんからお聞きになったと書いています。 なんとその後、約15年間試したらしいのです。 そして、この学説は99パーセントの確立で当たっているとも書いています。
「本当なのか試してみたい」
鈴木健二さんのお話なら本当らしいと、妙に信じてしまいます。
本当に男と女でグーの形が違うのか、この際友人たちを実験台に試してみたいと思っています。

・・・以下「春夏秋冬女は怖い」p140~・・・・・・・

「ジャンケンポンのグーの握りこぶしを出してごらんなさい」
と、鈴木さんは私に言う。
素直に、右手で握り拳をつくって、私はグーを出した。
「そうそう、それが男のグーなのです」
つまり、親指の第一関節が曲がって、拳の上に乗っかる形、それが男のグーなんだそうです。それでは女のグーとはどんな形か、鈴木さんは近くの女の子を集めて、
「さあ、ジャンケンのグーを出しなさい」
と、命令した。
女たちのグーは、親指の関節が曲がらない。残りの4本が拳の形をしているのとは無関係に、真直に伸びているのです。
「ね、これはなぜかというと、その学者の方の研究によると、子宮が親指の腱を引っ張るためなんだそうですよ」
と教えていただいた。
早速翌日から実験を始めた。
男はときどき、女はしばしば、親指を内側に入れて拳を作ることがある。これは、性格的な問題が絡んでいるのだろう。
「さあ、親指を外に出してもう1回」

人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ

交遊録 『悪友編』 
【2008/01/04 Fri 22:50】
親しい間柄での電話は、受話器から聞こえる「もしもし」の第一声で大体相手を認識できます。 この場合は、お互い名乗らなくともそのまま直ぐ会話ができるものです。 友人への電話、改まって名乗ることは何だか照れくさくギコチナク、妙な気分になってしまうこともあります。 こんな場面が苦手な私の友人たちは、大概自分の名前は言いません。
そんな中、いたずら心一杯あらぬ事を考えて電話してくる愉快な友人がいます。

ある日の午後の友人からの電話です。
受話器から聞こえてきた言葉は、、、
「○○さんのお宅ですか、こちら中署ですが、、、」
中署と言えば、この地方では県警中央署のこと。 彼はこの時、私をだまそうと一生懸命声色を変えていたのでしょう。 その声は重々しく響きます。
私は、受話器を持つ手に力が入り返事をすることも忘れていました。
「もしもし、聞こえますか」と、言う相手の言葉でようやく返事をした私。
「はい」と言う事が精一杯の私の頭の中は、自分を問い詰めています。
(最近は運転してないから、違反するわけないし)
(まさか片手運転の自転車の事?)
(いえいえ、私は何も悪いことしていないし、かかわりもない)
(絶対悪い事していない)
と、思った途端、ようやく聞き覚えのある声だと気がつきました。
ところどころに友人独特の言い回し、友人の故郷秋田弁が混ざっていたのです。

友人は時々このように電話を掛けてくれます。
友人は私に一杯食わせてやろうという気持ちと、その一方で、私に生き抜きを与えようというサービス精神も含まれていたに違いありません。 私はもうこの手の電話対応はお手のもの、楽しむゆとりも生れました。
今では友人とのこの愉快な“あそび”は、私の気分転換になっています。

人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ

かきぞめとお年玉 
【2008/01/02 Wed 15:02】
お屠蘇・お雑煮を頂き、辻占で今年を占った元旦をほろ酔い気分で過ごし、一夜明けた新年2日目の私は、箱根駅伝TV観戦からスタートしました。 また今日は、全国各地で書初め大会が行われる日でもあります。

ムカシは「この日にお習字をすると字が上手になる」と言われ、毎年祖父の横で書初めをしました。 座敷の畳が汚れないように新聞紙を敷きつめ、まだ寒い朝の空気の中で静かに墨を刷りはじめます。
「今年の課題は、、、」
この日の書初めは、新学期直ぐにある学校での書初め大会、その課題の練習にもなっていまいた。 私たちは新聞紙で何枚何枚も練習した後、清書します。
寒さをこらえて取り掛かる書初め、私たち子供には楽しみもありました。 それはこの書初め作品は、子供たちの「お年玉」に換わるのです。 近所の家にこの書初めを届けると、子供たちはお年玉を受けるという習慣がありました。 地区の家一軒一軒書初めを届け「お年玉」を頂くのです。 私たち子供はお年玉ほしさに、何枚も何枚も書いたものです。 届けられた書初めは、左義長が執り行われる日まで各家庭の部屋を飾ります。 それは子供が中学生になるまで続きました。

朝早くからの書初めは寒くて辛い思いをしましたが、皆、お年玉が楽しみです。 この日の午前中は、子供の「おめでとうございます。書初め持っていました」と言う声が各家庭で聞こえます。 近所のおじちゃんおばちゃんから頂くお年玉、当時の「お年玉」にはみかんと福梅(金沢の伝統菓子)が必ず付いていました。 お金の入っている袋と両手一杯のみかんやお菓子を抱え、私たち子供は「お年玉の量」をよく競ったものです。

今ではもう見られない、このおおらかな風習、当事の子供たちにお金の大切さを伝えていたようにも思えます。

人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ

初春のごあいさつ 
【2008/01/01 Tue 12:15】
       年賀

                                【画像はCanon クリエティブパークより】 
今年は 干支の始まり「ネズミ年」 なにごとも始まりは縁起のいいものです。
何か新しい事にチャレンジしましょうか?
ひょっとすると、またひとつ”新しい自分”を発見するかもしれません。
なんだかワクワクしてきますね。

今年の目標は決められましたか?
 
    ”笑う門には福来る”

この言葉を心に一日一日楽しみたいと思います。
皆さま、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

人気ブログランキング参加中! 人気blogランキングへ

カレンダー

12 ≪│2008/01│≫ 02
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

くちこみリンク

ブログランキング

FC2ブログランキング

日記・ブログ人気急上昇ランキング

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

フリーエリア

お気に入り

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。