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Author:Kurumi
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| イソップ童話のカラス? |
【2008/03/02 Sun 10:47】 年度がわりのこの3月は、進学に就職、そして転勤と移動の時期です。 そういう私も引越し準備であわただしい日々を送っています。 そんな中、春を感じながらの散歩は良い気分転換になりました。
いつもの公園に差し掛かると鳥の鳴き声が聞こえてきました。 そんな声を耳にしながら公園に入ると、丸々と太ったカラスが2羽寄り添って何やらついばんでいました。 私が近づいても一向にお構いなし、平然と彼らは作業を続けています。 そんな堂々としたカラスたちを観察してみることにしました。 鳥たちもそろそろ新しい巣作りを始める時期なのでしょう。 わらを一筋づつ、せっせと運ぶすずめと違い、このカラスはクチバシ一杯に枯れ枝やビニール紐をくわえています。 そして口いっぱいになっているにもかかわらず、カラスは飛び立つ様子を見せません。 まだ目の前の小枝をつついています。 欲張りなカラスの性格を見たようでした。 私は「それ以上は持てないよ」と、思いながら見ていました。 先にくわえた小枝をぽろぽろ落としてまでも、最後の一本をくわえようと、カラスは一生懸命です。 一本くわえると、先にくわえた小枝を落とすのです。 何時まで立っても全部くわえる事は出来ません。 小枝をどうしても一度に運びたいらしく、執拗に小枝を突付いています。 落としてはくわえ、くわえては落とし、何度も何度も繰り返している欲張りカラスの仕草は滑稽でした。
ところが突然、草むらから野良猫が顔を出したのです。 驚いたカラスはせっかくくわえた小枝を全部落として飛び立ってしまいました。 こまめに運んでいればよかったものを、欲張ったばかりにカラスの努力は水の泡になってしまったのです。 新居予定地?に止まったカラスは、悔しそうに鳴くばかりでした。
このカラスの姿は、私に寓話「イソップ童話」の一節を思い出させました。
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