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学びの館へ、、、「学都」金沢のしんぽる 
【2008/05/11 Sun 13:15】
      石川近代文学館


 昨年帰省時に訪問できなかった施設へようやく訪れる事が出来ました。(昨年の記事、ここからはいれます)
 私は正門をくぐり建物の入り口に向かいました。 歩きながら「何だか前と違う感じがする」と、以前訪れたときと何かが変わっているように思えました。 建物を見上げても、明治24年に完成した旧第四高等中学校本館の赤煉瓦に変化は見られません。 白くペイントされたアクセントとしての煉瓦もそのままです。 しかし私には「何かが変わっているよう」という不思議な感覚が生じたのです。

「はて、何が変わったのだろうか?」

 私は改めて入り口の周りを見渡してみました。  施設の左側には、散歩途中なのでしょう、子犬を連れたご婦人がベンチに腰掛け新緑の風を楽しんでいました。 右側入り口付近には、庭師がクレーンを操作して樹木の枝を整えています。 「変わった?」と感じたのは、庭師の整えた樹木の枝振りではありません。 入り口にはスロープが新設されていましたがそれでもありません。 私はもう一度門の外に出てみる事にしました。
 判明しました。
 門柱に掲げられている”施設名看板”が新しくなっていたのです。 (看板?いや、標札か?門標か? この場合なんと表したらよいのか、拙い私の脳みそは混乱しています) 施設名が鮮やかに書かれたその”看板”は、今にも木の香りが漂ってきそうな新しいものでした。 兼六園周辺文化の森の新しい「学びとふれあいの複合文化スペース」として多くの人びとが利用しやすいようにと、今年4月に生まれ変わったと同時に新調したようです。 長年多くの人々を迎えた趣のある門柱に真新しい看板、私には少し違和感を感じますが、新生「記念交流館」として、この歴史或る”赤煉瓦”の建物の再スタートを祝いたいと思いました。  
 「石川四高記念館」、私はこちらから入館することにしました。  

石川近代文学館 b

 市民に無料で開放されているこの記念館へ入ると、ひんやりとした空気に包まれ不思議と身の引き締まる思いがします。 ひし形状に張りめぐらされたタイル張りの廊下。 高い天井から下がる乳白色のランプシェードからの灯りは暖かな光を放っています。 厳しくもあたたかい教育環境、その当時の教育姿勢が伺えます。 この廊下を教鞭をとる先生が、学生たちが行き来していたかと思うと、ふと「坊ちゃん」の小説世界を思い出しました。
                                             つづく  
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