ギャラリー茶房 『エスカルゴ』
Gallery−Escargot!  ご案内と留守番役は、ごくふつうのおばさま「くるみ」さん。 お客様同士の会話をお楽しみ頂けますよう、喫茶コーナーも開いています。
秋祭りには、、、 
【2007/10/05 Fri 09:45】
友人が新米を届けてくれた。
「もう秋祭りのころなんだ、、、」
新米が取れるころは、氏神様で収穫感謝のお祭りがある。

その昔、米農家は生産者でありながら、新米を口にすることはなかなかできなかった。
消費者はその都度精米したものを購入するから、新米はすぐ口に出来る。
生産農家は1年分の米を自宅に蓄えていたんです。その蓄え米の目安を誤る(多すぎる)と、何時までたっても新米は“オアズケ”という事になってしまいます。
なんだかおかしいことです。でも本当なのです。(今はどうなのかしら?)

この地域では新米で押し寿司を作り、親戚縁者に振舞うのが慣わしであった。
最近はこの風習も少しずつ変わり始めているのかなぁ、、、。

Sasazushi.jpg

*笹寿司
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

新米が取れたら、収穫に感謝し、押し寿司を作る。
こうでもしなければ米農家は、採れたての新米をなかなか食べられなかったのではないでしょうか。うまく考えたものです。(もちろん氏神様に感謝してからではないと食べられませんでした)
家庭それぞれの味をあじわうのも楽しみでした。
くま笹に包まれた押し寿司はきれいな四角形。
多いときはお米3升分の寿司を作ったものです。そうなると家族総出で取り掛からないとなかなか終わらなかった。
寿司桶はさわらの木を使った四角い箱状のもの。(箱寿司桶)
きれいに拭いたクマ笹に包んだ寿司を、この寿司桶の中に並べ上げていくんです。
間に板を挟みながら、一段二段と積み上げ、最後に重石を置くんです。
この重石には新米の袋(約30kg)を使いました。
(こうすると寿司の残量にうまく合うんです。自在に形が変わりますから)
翌日の朝には美味しい押し寿司が並びました。
(取出方:一段ごと底の方から取り出していきます。)

私のわすれられない味のひとつです。


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