【2007/10/03 Wed 13:20】 「ザ・ホテル」 ジェフリー・ロビンソン 春日倫子訳
いままで利用したことのない、そして、これからも経験することのないであろう、 超高級ホテルが舞台である。
総支配人じきじきに迎えられチェックイン。 宿泊支配人にエスコートされレストランへ。 困ったときはコンシェルジュが解決してくれる。
私は擬似宿泊がしたくてこの本を読み始めました。 本書には、私たちお客側から決して見ることのできない、ホテルの裏舞台も綴られている。私はこれも楽しみの一つであった。
その中でも、レストラン業に若干関係のあった私は、このくだりが心に残っている。
*以下本文 食事という行為には4つの要素があると料理長は信じていた。 料理が最も重要なのは疑う余地もないし、食事の楽しみの半分を示している。 後は雰囲気と給仕と顧客とが同じ割合で大事な意味を持つと思うのだ。
サービス業の何かを教わった人からの言葉と同じであった。 完璧に食事を楽しむには、サービスを提供する方ばかりが重要でもない。 サービスを受ける方(お客)も、そのサービスを受け取れるような心構えが必要だ。それのできるお客であればこそ、十分なサービスが提供できるというものだ。その結果、お客は食事を楽しむことができる。
本書の中、個性あふれる宿泊客たちが登場する。 その対応に追われるホテルマンの奮闘振りなど、 超高級ホテルの世界を楽しめました。
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